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イチからわかる制作費・維持費ゼロの商用ホームページ作成術

先日の地震、そして津波の被害はそれまで予想だにしなかった大きなものでした。
弊社事務所は大洗町の、しかも割と海の近くにありますが、高台にあったため何とか難を逃れることが出来ました。
しかし、テレビなどでご存知のとおり、日本中で数多くの方が職を、家を、そして大切な人を失いました。
その傷の大きさは、当事者でなければ到底はかり知ることの出来ないものだと思います。
本当に心から、お見舞い申し上げます。

被災者の方々のために、われわれファーストカンパニーにも何かできることがないか。
それを必死で考えました。
失った日常生活を少しでも取り戻せるように。
・・・でも実は、そのために自分たちに出来ることは、あまり多くないのかもしれません。
募金したお金も直接、速やかに被災された方々に届いているわけではないようですし、あくまで一時的なものです。
また、災害ボランティアも大変素晴らしいことですが、本業があるし、ずっと被災地にいるわけにもいきません。

そこで、被災した方々に、せめて「職」だけでも恵まれてほしいと、的を絞って考えることにしました。
仕事さえあれば、何とかなります。
今は避難生活を送っているとはいえ、やはりいつかは働かなくては生活再建への道はありません。
その仕事で再起する上で、何か武器になるようなものを提供できないか。
お金をかけずに、商売繁盛のきっかけになるようなノウハウが無いだろうか。

結果、思いついたのが、ほとんどの業種で必要になるであろう、宣伝をはじめとした情報公開のための手段である、ホームページを手軽に、お金をかけずに作成する方法を提供するということでした。

ホームページをつくったことの無い人の中には、「専門的な知識が必要そうで難しそうだ」とか、「自分にできるわけがない!」とお考えの方が多いのではないでしょうか。
私も当サイトをつくるまではそうでした。
「まず難解な制作ソフトの使い方を覚え、それからデザインもゼロから自分で考案しなくてはならず、完成したところで高額な掲載料を払わなければyahoo!やgoogleなどの検索サイト上位には載らないのかも・・・もし膨大な手間がかかるだけで売り上げに全く寄与しないような結果になるなら、はじめからやらないほうがいいのではないか!?」
商用ホームページに至っては、プロに依頼するのが常識とまで思っていました。自作はまずムリ、非常識だと。

しかしながら、奮起し、ダメもとで当サイトづくりに挑戦してみたところ、その自分の思い込みが思いっきり間違いであることがわかりました。
実は、商用ホームページにもいろいろあり、flashなどの動画を使ったサイトや息を飲むようなデザインのものはかなり制作が困難でマニアックな知識やソフトが必要なのですが、当サイト程度の品質・構成のものであれば、ケーズデンキとかで1万円チョイで売っている制作ソフト(ホームページビルダー)を購入し、その使い方に少し慣れれば、自分のようなド素人でも容易に作成することができるということが判明したのです。
しかも、その購入代金を除けば、サイトの制作費、維持費ともゼロに収まりました。
さらに、工夫次第では、同じ商圏(弊社の場合は茨城県内)にある同業他社の強力な商用ウェブサイトが乱立していない限り、検索サイトにおいて「電話工事 茨城」や「LAN工事 水戸」などのキーワード検索にて、yahoo!JAPANやgoogleに掲載料を全く払わなくても最上位である1ページ目に簡単に表示させることが可能であるということがハッキリしました。

ここから後の内容は、自分または自社のホームページが欲しいものの、サイト作りに触れたことすらない初めての方向けです。
だから、専門用語も、その際に要される最小限のものだけを厳選し、あまり書きませんでした。
それは、私自身がこの当社サイトをつくる際に、実は知る必要のない多くの専門用語を理解しようと取り組んだ結果、たくさんの時間を無駄にしたどころか、最終的にまったくそれらの概念をつかむことが出来なかったからです。
よって、この「イチからわかる」には専門用語が少ししか出てこないので、正直、ホームページ制作のプロからすれば笑われるような中身だと思います。なにをわざわざそんなバカなことを書いているんだと。
しかし言いたいことがあります。
HPのプロでないわれわれのような素人は、そのバカなことが分からなくて困っているのです。
読んでいただきたい対象相手が違うため、もしプロの方、およびホームページにかなり精通された方からのご指摘を頂いたとしても、特にメールの返事などをするつもりはありません。あしからず、どうかご了承ください。
なお、デザインや構成についてですが、一流のサイト様と張り合うつもりはありません。あくまでも、「最低限許容できるデザイン・構成で、主張の伝わるHPを、ほんとうの初心者でも短期間で手軽に、制作費・維持費ゼロで」にこだわっています。大手企業や建築会社、そして宿泊施設、結婚式場などはブランドイメージもあるので、多少のコストをかけてでもプロに制作を依頼し完成度の高いものを求めるべきだと思いますが、われわれのような中小企業の通信設備業者には、そこまでのものは必要は無いと思っています。

それでは、ブログにすら手を出したことの無いホームページ作成のド素人の私が制作費ゼロ、維持費ゼロでこの自社サイトをどうやって運用まで漕ぎつけたのか、そのいきさつを公開いたします。

〜第一部・ホームページビルダーを入手せよ!〜

確認ですが、ファーストカンパニーはホームページ制作会社ではありません(笑)。電話工事、LAN工事などの通信設備工事を主な業務としており、営業エリアは茨城県内全域。商用サイト制作などのウェブ事業は手掛けておりません。
ご多分にもれず、私も一介の電話工事屋であり、この自社サイトをつくるまで、ホームページ制作を全くやったことがありませんでした。
扱えるソフトといえば、学生時代に少し触ったパワーポイントとペイントくらいです。
そんな私が、お金をかけずに自社サイトを自作してみようと思った動機は、以下のようなものです。

・自社の宣伝。それも経費ゼロなら、言う事はない。
・宣伝費ゼロなら、それを還元することで良質なサービスをお客様により安く提供できる。
・遊び感覚で自在にホームページをカスタマイズできたら、面白そう。
・それがyahoo!JAPANやgoogleにおいて関連キーワード検索で1ページ目とか上位にでたらすごい!

実は、何よりこれが最も大きなものでした。
HP制作のド素人が制作費、維持費ゼロで、短期間でどこまでのものが作れるのだろうか?というかそれ自体、
やれんのか!?



そう、単純な興味からです。

まずは、情報収集からはじめました。ホームページを作るためには、いったい何が必要なのか。
「ホームページ作成 無料」や「サイト制作 方法」などで検索し、手当たり次第にいろんなところから知識をつまんでみました。すると、こんなことが分かりました。

・ホームページは基本的にはHTMLなど素人には難しい言語から構成されているが、作成ソフトを使えば、その仕組みをほとんど理解しなくても、パワーポイント程度の操作でそれなりのものをつくることができる。
・作成ソフトの代表格は、「ホームページビルダー」である。これは1万円チョイで家電屋とかに売っている。
・無料のHP作成ソフトもあるようだが、あまり使い物にならず、それによる仕上がりも上記ソフトより遥かに劣る。
⇒結論。ホームページビルダーを入手しなさい。

さっそく、ホームページビルダー購入のため近くのケーズデンキに向かいましたが、その途中でふと思い出しました。
「あれ、そういえばこないだ、実家の親父がそれっぽいソフト持ってたような・・・」
そこで、実家が近いので、そちらに行ってみました。
自「ホームページ作るソフトって持ってたっけ?」
父「あぁ、あるよ、ホームページビルダー。買ったけど全然使ってないから、やるよ。」
こうして、あっさりと制作ソフトを入手することができました。
父さん、どうもありがとう。

    ↑これが実物。通常版で十分です。
ちなみに私が手に入れたのは、ビルダーの14です。現行品は、画像の15。基本的には同じです。
本ソフトを入手したら、暇な時にインストールしておきましょう。
でもまだ、いろいろ操作をして覚える必要はありません。
実際にいろいろイジるのは、第二部と第三部で説明するものを手に入れてからのほうが、遥かに効率的です。
やれんのか!?  経費ゼロの自社HP制作
ホームページビルダー入手 0円(ホントは1万円チョイ) 
当サイト作成の総合経費 0円


〜第二部・土地(ドメイン)を探せ!〜

運良く、制作ソフトをタダでゲット。
では、この次は何をしたらいいのでしょうか?
と、その前に。そもそもホームページづくりはどのような概念でとらえたら理解が容易なのでしょうか?
その答えになる比喩が、以下の一文だと考えます。

ホームページづくりとは、読んで字のごとく、まさに家づくりである。

読者の皆さんからこんな声が聞こえてきそうです。
「そんなこたぁわかってるよ、それを知ったことで簡単にサイトがつくれれば苦労はねぇ!」

しかし、この一文をさらに拡張して解釈すると。

・家を建てるためには、大まかに次のものが必要である。
@土地
A基礎や建屋をつくる大工さん
B内装職人

「お、なるほど、次は土地探しか。」

インターネット上での土地のことをドメイン(domain)と呼ぶそうです。
広い意味では、ドメイン(土地)≒ホームページアドレスと理解しても大丈夫です。
通常、マイホームを購入するうえで出費のかなりを占めるのが、自分の土地を手に入れるという過程。
しかしここで費用が発生するようであれば、私の制作費・維持費ゼロの計画はそこで即ゲームオーバーです。
抜け道でもいい。カッコ悪くてもいい。とにかくタダでサイトをつくるための土地(ドメイン)がほしい。
そんなわけで、ドメインについて気合を入れて調べてみました。そのまとめがこれです。

・ドメインとは、これらホームページアドレスでいうと下線の部分である(広義です)。
例) http://www.yahoo.co.jp
   http://fc2.com

・彼ら↑を「独自ドメイン」と呼ぶのに対し、これに間借りした「独自じゃないドメイン」が存在する。
例) http://○○○○○○○○.web.fc2.com/

・独自ドメインは、その販売サイトで入手できるが、さほど高額ではないものの、取得料および年間使用料がかかる。
 一方、独自じゃないドメインは、初期費用も維持費もどちらもタダであるものが多い。

「こ、これだ!」
希望の光がさし込んできました。
しかし、独自ドメインを販売してくれるサイトには、無料な非・独自ドメインのデメリットがいろいろと書いてあります。

・独自じゃないドメインは居候(いそうろう)であり、HPアドレスも長くなり、ダサい。名刺に記載するのも恥ずかしい。
・いまどき非独自ドメインを使う商用サイトは少ない。
・よって、せっかくホームページを見たお客様も相手にしてくれず、同業他社へとわたってしまう。
・あと、使える容量(バイト数)が少ない。すぐにオーバーしてしまう。

「え、独自ドメインって、そんなにイケてるのか?」
「ありゃりゃ、タダで使える非・独自ドメインはそんなヤバいのか?」
無料で独自じゃないドメインを取得し、それをメインに自社HPを展開していき、独自ドメインじゃなかったためにいろいろ失敗し、あとの祭りなんて結末はいやです。
だからそれらのデメリットについて、本当にそうだろうか?と、自分なりに考察してみました。

・独自じゃないドメインは長くてダサい。お客様が他へ移る。だから商用サイトでの使用は御法度。
これは本当でしょうか?
自分が何かに困り、その業者さんをインターネットで探す場合を考えてみましょう。
たとえば、家の中の水道管が破裂して、そこから水の噴出が止まらない場合。私であれば、パソコンを立ち上げて「茨城県 水道管 修理」とか、「大洗町 水道屋」とかで検索してそのプロを見つけ、連絡します。(クラシアンです
500♪500♪
の方が早いというのは今回は無しです。)以前は電話帳でしたが、現在たいていの人はそうやって探すのではないでしょうか。PCでやるか携帯でやるかどうかの違いで。
ここで気付くのが、お客様がご自身で業者のサイトのアドレスを打ち込むという操作がまったく無いことです。yahoo!やgoogleなどの検索サイトにその業種や地域のキーワードを入れるだけで、一発でその条件に合ったホームページ名を探すことができ、そしてクリックすれば、そこへ飛べます。初めてお客様に自分の会社名を知ってもらえるのもその検索過程においてというケースが多いことでしょう。
一方、もし仮にHPアドレスを前もって聞いていても、入力が面倒なので検索サイトから移るのが一般的です。
ということは、アドレスが長いからといって、自社ページを見るお客様の操作面での手間の増加は皆無です。
気に入っていただければ、「お気に入りフォルダ」に追加してもらうこともできます。

あとは、極端にカッコわるくなければこの条件はクリアといえます。
私はあまり気にしたことが無いので、どこかの企業のホームページ名を独自ドメインなのか、そうでないのかじっくりと分析したことはありません。しかし、たとえそれがわかったところで、何かをその会社に頼むかどうかの判断基準にはしません。私の場合は、その業者の実績や意気込みなりを見るだけです。
これまたものすごいプラス思考かもしれませんが、むしろ、「おっ、この会社はドメインが独自じゃないからサイトを自作したのか、チャレンジ精神があるな」と、それをいい意味で捉えていただける閲覧者様がいらっしゃるのではないかという期待もあるほどです。

・非独自ドメインは容量が少ない。すぐにパンクする。
では無料で使えるドメインの容量は、いったいどれくらい少ないのでしょうか?
結果的に当サイトで利用させていただいている「FC2」さんの場合は、最大が1GBです。
1ギガ。
けっこうあると思いませんか?これがタダです。
はっきり言って、動画とかを使わなければ、少ないどころか、むしろ多いくらいです。
平成23年5月1日現在、このHP全体で1ギガのうち使用している分は、これだけです。


いまの構成では、これをオーバーさせるのは気が遠くなります。
さらに1GBから容量を増やしたければ、FC2さんの場合は有料にてグレードアップさせることができるようですが、おそらくずっとその必要はないでしょう。
というわけで、この条件も余裕をもって及第点確保。

あとついでに、タダで使える非独自ドメインでのサイト運営を検討するうえで生じる可能性のある不安を解消します。

・無料だと、強制的なバナー広告などがてんこ盛りになるのではないか。
他の提供会社さんを試していないのでわかりませんが、FC2さんではそれはありません。
当サイトのように、いっちばーん下に、言われなくては気付けないような表示があるだけです。


・無料の非独自ドメイン提供会社に不測の事態が生じたらどうするのか。
FC2、倒産によるサービスの終了。
 あるいは、
激震!FC2が「無料サービス、やっぱやーめた。」宣言!?
FC2さんで自社サイトを運営しだしたものの、こんな見出しがyahoo!JAPANのニュース欄に踊ったらどうすればよいのでしょうか。
でも大丈夫です。ホームページを作ればわかりますが、自社サイトのデータは、FC2さんにアップロードはするものの、基本的には全て自分のPCに保存してあります。
だから仮にそんなことになっても、またあらたに他の提供会社さんでタダで使える非独自ドメインをもらえばいいだけの話です。アップするのはクリックひとつです。
最大容量が微妙に違ったり、アドレスが変わる程度で、さほど影響はありません。

仮定の話をしました。
FC2さんは本当に信頼のおける無料ドメイン提供会社さんであり、そんな事態になることはまずありえません。
実際に利用させていただいて、それを強く実感しました。
他の事業で十二分に利益を出されているからこそ、こんな良心的なサービスが可能なのです。

さて、無料ドメインの登録方法ですが、メールアドレスさえあれば、このFC2さんのサイトから行えます。



「FC2ID新規登録」をクリックし、手順を踏んで進み、以前からあたためていた自社サイトのドメインを決めます。
弊社の場合は「1company」がたまたまあいていたので使えましたが、ひょっとしたら、あなたの第一候補を先に使ってる方がいて、多少の変更を要されるかもしれませんね。
第二部は、枠内太字のFC2登録個人情報を入手することにより終了です。すぐにもらえます。
そもそも欲しかったもの。
HPアドレス(ドメイン)

通常は使いません。FC2さんのサイトで何かを確認するときくらいです。
登録メールアドレスとそのパスワード

サイト情報を更新するためにホームページビルダーに打ち込むもの。
一回入力すれば記憶されます。
なお、これらの意味や仕組みを理解する必要はありません。
FTPサーバー名(FC2さんでいうホスト名)
FTPアカウント名(FC2さんでいうユーザー名)
FTPパスワード
忠告の必要もないと思いますが、これらは無くしてはいけません。
必ずメモ帳などに記憶させ、忘れないところに保管しておきましょう。
また、人にばれるとサイトを改ざんされる恐れがあります。人目に触れないようにしましょう。

FC2さん、すばらしいサービスを本当にありがとうございます。
実際の土地に見立てたら、永久にタダなんてほんと考えられませんよね。
1ギガもの広大な敷地。大事に使わせていただきます。

やれんのか!?  経費ゼロの自社HP制作
ホームページビルダー入手
非独自ドメイン入手
0円(ホントは1万円チョイ) 
0円
当サイト作成の総合経費 0円

〜第三部・素人は、内装職人に徹すべし?〜

第二部の冒頭では、サイトづくりを家作りにたとえました。
そして、そのために必要な要素を大まかに分類しましたね。

@土地 ≒ ドメイン(当サイトはタダだけど非独自。いわば居候。⇒1company.web.fc2.com/)
A基礎や建屋をつくる大工さん
B内装職人

インターネット上の土地であるドメインは非独自のものではありますが、FC2さんで取得料・年間使用料が無料にて利用させていただけることになりました。結果、@はオッケーです。
じゃあ、AとBは、どのようなものの比喩表現なのでしょうか。
実はこれらは、ホームページビルダーで実際にサイトを制作する時の、作成技術をわけて考えたものです。

A基礎や建屋をつくる大工さん
  ≒サイトのデザインやレイアウトをゼロ(白紙の状態)からテンプレートなしでつくる技術
B内装職人
  ≒サイトに書く文字、タイトルのロゴ、張る画像、リンクなどの具体的な中身を作成し載せる技術

「は?AとBでなにが違うの??どちらもホームページビルダーを使うし、別に分類する必要なくね?」
そのように感じたあなた。
結論から申します。われわれ素人は、Aに手を出してはいけません。絶対にダメです。
だからはっきりと識別しておかなくてはならないのです。
ここで、ある男の話を紹介しましょう。

その愚かな男はホームページづくりにおいてズブの素人だったにもかかわらず、自社サイトをタダで作ることをもくろみ、ドメインとホームページビルダーを手に入れたのでいい気になり、このように考えました。
「まあいいや、習うより慣れろだ。やったが勝ち。イチから自分なりにサイトの大まかなデザインとかを考案すっか!」
結果、爆死しました。
HPのデザインづくりという泥沼にはまりこみ、結局、一ヶ月費やしてもなにも残すことが出来なかったのです。

お気づきでしょうが、そのバカヤローは以前の私です。(涙)

無駄な犠牲者を出さないために、ここはかなり力を入れて説明させていただきます。
これは当社サイトの先頭ページです。

完成品であるため、当然、この家は土地(@)の上に建てた大工さん(A)と内装職人(B)の合作になりますよね。

ということは。

外見上、完成物件から内装職人の仕事を引いたものが、大工さんの実績です。((A+B)−B=A)

これが大工さんがつくった、まだ内装のない、基礎の上の建屋(Aの仕事の領域)。

「パッと見だけど、こんなシンプルなやつなら簡単に作れるんじゃないの?」
そう思ったあなた。
貴方はすでにかなりの経験を積んだウェブ制作者か、私の次の犠牲者になる未経験者かのどちらかです。

後者は、ドラクエでたとえるならレベル1で単身、バラモス城に殴り込むようなチャレンジャー。
ほんっとにやめたほうがいいです。まさに時間の無駄。
私はこれで、一ヶ月間を棒に振りました。しかも、この基礎・建屋は私の作品ではありません。(涙)
さきほど第一部で「HPビルダーはパワーポイントに毛の生えた程度の難易度だ」というような表現をしてしまいましたが、それはあくまでも、Aを無視してBにのみ特化するとき。実は、基礎や建屋を自力でつくることをはじめから諦めているときにだけ当てはまることなのです。

つまり、本当のド素人状態から、本気で短期間でまともに運用可能な商用サイトを作成するためには、これが鉄則だということを、私は身をもって体験しました。以前の自分に教えてやりたいです。

素人はホームページビルダーの操作において、基礎・建屋づくりの大工仕事(A)に手を出してはならない。
 あくまでも、内装職人(B)に徹すべし。


皆さんから、こんな質問が聞こえます。
「おいおい、運良く土地(ドメイン)をタダで手に入れることはできたが、まさか建屋までもが同じようにカネを払わずにモノにすることが可能だっていうのか?インターネットの世界は、そんなに現実とはかけ離れたものなのかい!?」

そのとおりです。建屋も0円です。つまりこれはもらい物です。

当サイトにおけるこの部分をデザインテンプレートといいます。

実はそもそもの話をすると、HP作成ソフト・ホームページビルダーには初めから、デザインテンプレート自体はいくつか用意されており、その中から気に入ったものを選んで無料にて利用することができます。ちなみに、当サイトで結果的に使用しているテンプレートは、ソフトに付属してきたものではありません。

ホームページビルダーには予めテンプレートがある。
それを最初から知っていたのに、私はあえてAに挑んでしまいました。
それは、HPビルダーに標準搭載されたテンプレートの中に、どうしても自社サイトのイメージにしっくりくるものが無かったからです。いくら見た目にこだわらないといっても、これだけは譲れませんでした。
NGになった標準テンプレートのいくつかをご紹介します。








最初から準備されているものはこんな感じです。

「え、2番目以降はファーストカンパニーのサイトよりもよっぽど完成度が高いんじゃないのか?」

そうかもしれません。
それでも、これらを使用することはありませんでした。
どうしても、これら標準テンプレートでは自分の言いたいことを閲覧者様に伝えられるサイトの完成ビジョンを思い浮かべることが出来なかったのです。言い換えれば、ピンとこなかった。それだけです。

その結果の1ヶ月の無駄な日々・・・。

こんな良心的なデザインテンプレート無料提供サイトさんがあろうとは、知るよしもありませんでした。
結果的に使わせていただくことになった、「テンプネート」さんです。


あまりにもホームページのデザインづくりが難しくて途方に暮れていた頃、なかばヤケクソで探してみたら、
すぐに見つかりました(笑)。やってみるもんです。
このサイトさんには、「使いたい!」とピンとくるものがいくつもありました。

テンプネートさんもまた本当に素晴らしいサービスを提供してくださるサイトさんであり、シンプルながらも本当にセンスを感じるデザインテンプレートをなんと無料で放出してくださいます。品数やパターンもかなり豊富。
普通に考えたら、こんなにいいものをタダで分け与えていたら商売としては全くなりたちませんが、FC2さんと同様、利益については、より品質の高いサービスを求めるお客さんにハイグレードなものを有料で提供することによって獲得されているのです。だから、弊社サイトも微力ながらテンプネートさんやFC2さんの宣伝になれれば、幸いです。

ここで、このテンプネートさんの無料デザインテンプレートを使用させていただく条件もまた、バナー広告とかではなく、サイトの一番下にこんな小さな著作権表示をするだけです。

本当に良心的です。
あとは、禁止事項とされている最低限のマナーを守りましょう。



・テンプネートさんでの商用デザインテンプレート探しは、こんなふうに進んでください。
左メニューの「テンプレート・ダウンロード」。

テンプレート素材の一覧へ。

気に入ったデザインを決める。そしてダウンロード。それを解凍し、デスクトップなど、わかるところに保存しましょう。

・では、そのデザインデータを、前もってインストールしておいたHPビルダーで展開してみましょう。
今回は、このデザインテンプレート、Value Fine Brownを例にとります。


ダウンロードしたデータを解凍すると、こんなフォルダが生成されます。

ここで注意ですが、このフォルダと中身こそが、ずっと使っていく、自社サイトのデータの全てになります。
編集したものもここに保存されることになります。

このフォルダから開いて内容を編集することはやめましょう。何かが狂います。
直接開かずに、置きっぱなしにしておきましょう。

ここから、ホームページビルダーの実操作がでてきます。
私は第一部で父親からビルダーの14を譲り受けましたが、現行品は15です。バージョンにより、微妙に操作や表示が異なるかもしれません、ご了承ください。でも、基本的には同じはずです。
ソフトを開きます。デスクトップ上では、このような青アイコンです。

なお、これとは別にピンク色アイコンの「ホームページビルダー クイック」なるものもビルダーのインストール時に自動的にPCにできていますが、それは初期付属のテンプレートを使用して、おまかせ作成をする時に使うものです。
この度のように他からいただいたデザインを利用する時には、図の青アイコンから入りましょう。

これがビルダーの編集画面です。
初期設定とかがあったかどうかは恥ずかしながら忘れてしまいましたが、最初はこんな「ようこそ」画面が出てきたかと思います。「非表示」みたいなのを選択したので、私のPCではもう出てきません。

編集モードは「スタンダード」を選択。これがいちばん使いやすそうです。

それでは、さっそく、頂戴したデザインデータの展開と、アップロード先ドメイン(HPアドレス)の入力を済ませてしまいましょう。
編集画面で、こんな感じで進みましょう。
左上のほうにある「スタート」を選択。

「サイトを作成する」。

サイト名に、好きな名前を入力。実際のウェブ上には出ないので、何でもいいです。

「既存のページをトップページとして使用」で、「参照」にてさっきダウンロードしたフォルダである、
[value_fine_brown_txt]を選び、このなかの「index」を開きます。
これだけで、もう、テンプネートさんから頂いたサイトデザインを読み込めました。

次は、サイトアドレス(ドメイン)情報を記憶させる作業です。あとからでも出来ますが、今やっておいたほうが楽です。
「今から転送設定をする」で、「新規に転送設定を登録する」。

「その他のプロバイダを使用する」。
すると、こんな窓が出てきます。

ここでの入力すべき事項は。
プロバイダは、「その他」を選択。
そして、のこりの3つに、第二部の最後のほうで手に入れた情報を記入します。それで「次へ」。

「転送先フォルダ」は入力不要です。
ここで「接続を確認する」をクリックし、それが正常と示されれば、完璧です。
おめでとうございます。

ドメイン(@土地)とデザインテンプレート(A大工仕事)についての設定は、これだけで終了です。
案外、たいした作業ではありませんよね。

ではいよいよ、土地の上に建屋を設置しましょう。
HPビルダーを開き、「サイトを開く」。


いま作成した、テンプネートさんのデザインを落とし込んだだけの作成データを選択。

こんな絵が出ます。(これは今の私の編集画面です。)
これがHP全体を確認する画面であり、扉ページ(index)からはじまり、その以下のページのつながりを家系図のようにしてイメージすることができます。

いまは編集はせず、ただ単にドメイン(ホームページアドレス)にデザインテンプレートの情報を送り込みたいだけなので、その操作のみを試みます。
「ページの公開」を選択。

「サイト転送」。

「転送」。

こんな窓がでたら成功です。


そしたら、ブラウザ(インターネットを見るソフト)に、あなたの取得したHPアドレス(ドメイン)をうちこみ、そこに飛んでみてください。
テンプネートさんからもらったデザインが表示されたら、

・・・・・やりましたね。

それがあなたの、御社だけの城です。

まだ内装は何も無いものの、ウェブという名のパラレルワールドに突如出現した、立派な楼閣。

私は、検索サイトにはまだ全く出ない、そんな一夜城を酒の肴にしながら、それだけでいい気分になってしまいました。
ホームページがほしいけどあきらめていた者にしかわからない感動だと思います。

第三部はここまで。読者の皆さんをこんな駄文にお付き合いさせてしまって、ホントに申し訳なくもあります。
人生の貴重な時間を無駄にしていただかないよう、第四部以降はもっと気合を入れての執筆に精進します。

何の因果か手に入れた、タダだけど愛すべき城。
せっかくです。同業他社を震撼させる、難攻不落の要塞に育て上げようじゃありませんか。


やれんのか!?  経費ゼロの自社HP制作
ホームページビルダー入手
非独自ドメイン入手
サイトのデザイン
0円(ホントは1万円チョイ) 
0円
0円
当サイト作成の総合経費 0円

「2つの快挙」達成中!!

 ファーストカンパニーは、本ホームページの自作を決意したとき、2つの目標を立てました。
@検索サイトの表示順位トップ常連になること
A1日1件ペース以上でのお問合わせを頂くこと。
 さて、結果はどうなったでしょうか。

 なんと。

 yahoo!やgoogleなどでの「茨城 電話工事」や「茨城 LAN」といったキーワード検索で、
   3ヶ月以上の間、表示順位3位以内キープを継続中。
 
 さらに、まさかの。

 週によってはですが、
   すでに電話でのお問合わせが1日1件ペースを超えています。
                               (ともに2011年6月13日現在)

 
 どちらもサイト作成前からは、信じられないくらいの嬉しい誤算です。
 絵空事と人に笑われた、「営業費用をまったくかけず、たくさんのお客様に知っていただき、本当に良質な
 サービスを圧倒的な安心価格で提供する」という理想が、まさに現実のものとなりつつあります。  
 本当にありがとうございます。これもひとえに、皆様のおかげです。
 ますますの精進にはげむ所存です。今後とも、ご指導、ご鞭撻(べんたつ)のほど、宜しくお願いいたします。

〜第四部・めざせ1ページ目!検索サイト上位表示対策(SEO)〜※工事中です

※第四部は編集中のため、構成もバラバラで読みにくいです。
 添削もなにもしていない草稿ですが、それでもかまわなければ、お読みください。

トントン拍子に土地と建屋を手に入れ、あとは内装(具体的な内容)の充実です。

「よーし、まだデザインだけで中身のないこの自社HPを充実させ、それから検索サイトに登録するか!」
ここからは、普通に考えたら、こういう手順です。

しかし実は、それを反対の順序でやったほうが、逆に効率がいいということを発見しました。

基本的に全てのホームページというものは、何もしなければ、yahoo!JAPANやgoogleといったサイトでの検索結果に表示されることはありません。
検索で見つかるHPというのは、まずはサイトの作成者などが意図的にそれらの検索サイトに登録する必要があるのです。

ここで大事なのが、検索サイトへの登録後、即座に検索結果に反映されるわけではないということ。
やった感じだと、初めての場合、最低でも2週間以上はかかるようでした。
ということは、次のような手順で自社サイトづくりを進めたほうが、時間を短縮できるということになります。

まず、検索サイトへの登録および可能な限りの上位への表示対策をし、まだ検索結果に出ないうちに、その内容の充実(Bの内装職人の仕事)をはかる。

googleやyahoo!など検索サイトの検索上位表示を狙うことを、SEO(Search Engine Optimization)と呼ぶらしいです。普段、ウェブ制作者やサイトで商売をしている方々しか使わないような用語ですよね。
直訳すると、「検索エンジン最適化」。最適化という単語が出てきているからには、工夫を介入することで結果を良くする事が出来るということであり、どんなものなのか少しワクワクしますね。

この第四部では、検索サイトへの登録方法と、SEO(検索結果をより上位にする努力)の実際を解説します。

じゃあさっそく、検索サイトへの登録を済ませてしまいましょう。
まずはgoogleから。

http://www.google.co.jp/addurl/
にアクセスすると、こんな画面が出ます。

これがまさに、google検索への登録画面。
googleの検索の仕組みを簡単に書くと、定期的にロボットがウェブの世界を巡回して、その見てきた結果を整理し、優先順位の高いものから順に検索の結果として表示させるようです。
その巡回周期が、たぶん2〜4週間程度でしょうか。明記はされていません。

ここに自社のHPアドレスを打ち込むことで、googleのインターネット世界の巡回ロボットにその行き先として推薦するとこになり、結果、条件に合えば登録されることになります。
この画面では、ただ単に自社サイトの存在そのものを登録するだけで、ここでは検索結果をより上位にさせるための操作(SEO)はありません。お金を払えば別枠に表示されるという便宜がはかられるそうですが、私はやっていないのでその方法はわかりません。

ここでの登録を済ませてからgoogle検索に表示されるまでの具体的な期間は大体2週間以上かかると書きましたが、これは本当にアバウトです。目安として考えてください。
これでgoogleへの登録はOKです。あとは表示されるまで寝て待つしかありません。

次は、yahoo!JAPANです。
さて、yahoo!検索への登録画面ですが、・・・あれ?おかしいですね。
以前、私が自社サイトのアドレスを推薦したyahoo!の検索登録サイトがありません。
これはどういうわけでしょう??

調べたら、yahoo!検索登録ページが無くなった理由がちゃんと書いてありました。
どうやら、yahoo!JAPANは検索において、googleと提携することになり、基本的にgoogleの検索システムを採用することになったようです。
ということは、yahoo!で検索してもgoogleとほとんど一緒の検索結果が表示されることになる。
つまり、googleへの自社サイトのロボット巡回先推薦登録さえしておけば、yahoo!でやる登録作業は何もないということになります。

一方、yahoo!JAPANもまた、ある程度の掲載料を払うと別欄に自社サイトを表示可能であり、それはgoogleとは別個でお金を払わなくてはならないようですね。今回は関係ありませんが。

結果、yahoo!JAPANへの登録作業は、現在だとやはり何もありません。

あとは、他の検索サイトへの対策ですが。
私は、googleとYahoo!JAPANへの登録しかしておりません。
それは、あえて名前は書きませんが、それ以外の検索サイトを利用している人をあまり見たことが無いからです。
だからこの2つ以外は無視してもかまわないと判断しました。
インターネットがまだパソコン通信などと呼ばれていた黎明期の頃は、検索サイトも結構いろいろあって、皆が決まった1つのものを使っているという感じではありませんでした。やはりyahoo!を使う人はもともと多かったですが、今ほど偏ってはいませんでした。
それが年代が進むにつれて淘汰されていき、今に至っては、もうほとんどgoogleかyahoo!JAPANでしか検索はしないという状況です。


(以下、工事中です。しばらくおまちください。)
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